○洋野町いわて子育て世帯臨時特別支援金事業実施要綱

令和4年7月1日

告示第98号

(目的)

第1条 この告示は、新型コロナウイルス感染拡大による物価高騰の影響を受ける子育て世帯を支援するため、町が実施する洋野町いわて子育て世帯臨時特別支援金事業(以下「事業」という。)に関し、必要な事項を定める。

(定義)

第2条 この告示において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 洋野町いわて子育て世帯臨時特別支援金(以下「支援金」という。) 前条の目的を達するために、町が支給する給付金をいう。

(2) 支給対象者 別記第1に掲げる支援金が支給される者をいう。

(3) 児童手当支給対象者 中学生までの児童手当支給対象児童に係る支給対象者(児童手当法(以下「法」という。)附則第2条第1項の給付の受給者を除く。)

(4) 特例給付支給対象者 中学生までの特例給付支給対象児童に係る支給対象者(法附則第2条第1項の給付の受給者)

(5) 一般支給対象者 平成16年4月2日までに生まれた対象児童に係る支給対象者のうち、町から支給している児童手当及び支援金の受給記録等を基に、町が支援金の支給の申込みを行う者をいう。

(6) 高校生支給対象者 支給対象者のうち、平成16年4月2日から平成19年4月1日の間に生まれた高校生児童の主たる生計維持者をいう。

(7) 新生児 初回給付にあっては、令和4年5月1日以降令和5年3月31日までに生まれた児童(母子保健法に定める出生後28日未満の児童に限らない。以下同じ。)を、追加給付にあっては、令和4年10月1日以降令和5年3月31日までに生まれた児童のことをいう。

(8) 新生児支給対象者 新生児を支給対象児童とした児童手当等受給者をいう。

(9) 対象児童 別記第2に掲げる者をいう。

(令4告示124・一部改正)

(支援金の支給等)

第3条 町は、支給対象者に対し、この告示の定めるところにより支援金を支給する。

2 前項の規定により支給対象者に対して支給する支援金の金額は、対象児童1人につき、初回給付にあっては、前条第3号及び第5号に該当する者は3万円を、前条第4号第6号及び第8号に該当する者は1万5千円とし、追加給付にあっては、前条第3号及び第4号に該当する者は3万円を、第6号及び第8号に該当する者は1万5千円とする。

(令4告示124・一部改正)

(一般支給対象者に対する支給の申込み等)

第4条 町は、一般支給対象者に対し、支援金の支給の申込みを行う。

2 一般支給対象者は、前項の申込みを受けた際、様式第1号の1又は様式第1号の2により支援金の受給の拒否を届け出ることができる。

3 町長は、申込みから1週間以内に前項の届出がないときは、速やかに支給を決定し、一般支給対象者に対し支援金を支給する。

(令4告示124・一部改正)

(一般支給対象者に対する支給の方式)

第5条 一般支給対象者に対する町による支給は、第1号に掲げる方式により行う。ただし、監護する児童が死亡したことにより初回給付にあっては令和4年5月分の、追加給付にあっては令和4年9月30日時点の児童手当の支給を受けず、児童手当の支給に当たって指定していた口座等を解約等しており、支援金の支給に支障が生じる恐れがある場合に限り第2号に掲げる支給方式を行い、申請者が金融機関に口座を開設していないこと、金融機関から著しく離れた場所に居住していることその他第1号又は第2号に掲げる方式による支給が困難な場合に限り第3号に掲げる支給方式を行う。

(1) 児童手当口座振込方式 町が把握する、初回給付にあっては令和4年5月分の、追加給付にあっては令和4年9月分の児童手当振込時における指定口座に振り込む方式

(2) 指定口座振込方式 前条第3項の支給決定前までに前号の指定口座の変更を届け出、町が当該届出をした指定口座に振り込む方式

(3) 窓口現金受領方式 前条第3項の支給決定前までに第1号の口座の解約等を届け出、町が当該窓口で現金を交付することにより支給する方式

(令4告示124・一部改正)

(一般支給対象者以外に係る申請受付開始日及び申請期限等)

第6条 中学生支給対象者及び高校生支給対象者のうち、町が支援金の支給の申し込みを行った者以外の申請が必要となる者に対して支給する支援金に係る申請受付開始日は、中学生支給対象者と高校生支給対象者ごとに(同日の場合含む)第3項各号に掲げる申請方式ごとに町長が別に定める日とする。

2 申請期限は、やむを得ない場合を除き、前項の規定により定められた申請受付開始日のうち最も早い日から令和5年3月31日を目途に町長が別に定める日とする。

3 支給対象者による申請及び支給は、次の各号に掲げる方式のいずれかにより行う。この場合、第3号に掲げる申請方式は、申請者が金融機関に口座を開設していないこと、金融機関から著しく離れた場所に居住していることその他第1号又は第2号に掲げる方式による支給が困難な場合に限り行う。

(1) 郵送申請方式 申請者が申請書を郵送により町に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式

(2) 窓口申請方式 申請者が申請書を町の窓口に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式

(3) 窓口現金受領方式 申請者が申請書を郵送により、又は町の窓口において町に提出し、町が当該窓口で現金を交付することにより支給する方式

4 町長は、第1項の規定による申請の際、必要に応じて公的身分証明書の写し等を提出させ、又は提示させること等により、当該申請者の本人確認を行う。

(新生児支給対象者に係る申請及び支給の方式)

第7条 新生児支給対象者は、新生児出生時に行った児童手当の認定請求又は額改定請求と併せて様式第2号の1又は様式第2号の2により支援金の申請を行った者については、児童手当振込指定口座に本支援金を振り込むこととする。児童手当の認定請求又は額改定請求をした後、様式第2号の1又は様式第2号の2により別途支援金について申請を行った場合には、既に設定されている児童手当振込指定口座に振り込むことを原則としつつ、様式第2号の1又は様式第2号の2に記載された振込指定口座(支給前までに指定口座の変更を届け出ている場合は、当該届出をした指定口座)に支援金を振り込むこととする。

なお、以前及び現在の児童手当受給の記録や他の給付金受給の記録を基に支援金の支給が可能な新生児支給対象者については、町長が、新生児支給対象者に対し、支給の申込みを行う。

2 申請及び支給に関しては前条第3項及び第4項を準用する。

(令4告示124・一部改正)

(代理による申請)

第8条 代理により前条第1項の申請を行うことができる者は、当該申請者の指定した者であると認められる者その他町長が別に定める方法により適当と認める者とする。

(申請を要する支給対象者に対する支給の決定)

第9条 町長は、第6条第1項及び第7条第1項の規定により提出された申請書を受理したときは、速やかに内容を確認の上支給を決定し、当該申請を要する支給対象者に対し、支援金を支給する。

(支援金の支給等に関する周知)

第10条 町長は、事業の実施に当たり、支給対象者及び対象児童の要件、申請の方法、申請受付開始日等の事業の概要について、広報その他の方法による住民への周知を行う。

(申請が行われなかった場合等の取扱い)

第11条 町長が前条の規定による周知を行ったにもかかわらず、申請を要する支給対象者から第6条の申請期限までに申請が行われなかった場合、当該支給対象者が支援金の支給を受けることを辞退したものとみなす。

2 町長が第4条第3項の規定による支給決定を行った後、町が把握する児童手当振込時における指定口座(支給前までに指定口座の変更を届け出ている場合は、当該届出をした指定口座)に支援金として支給を行う手続を行ったにもかかわらず、令和5年3月31日までに指定口座への振込が口座解約・変更等によりできない場合は、本件契約は解除される。

3 町長が第9条の規定による支給決定を行った後、申請書の不備による振込不能等があり、町が確認等に努めたにもかかわらず、申請書の補正が行われないことその他支給対象者の責に帰すべき事由により支給ができなかったときは、当該申請は取り下げられたものとみなす。

(不当利得の返還)

第12条 町長は、支援金の支給を受けた後に支給対象者の要件に該当しなくなった者又は偽りその他不正の手段により支援金の支給を受けた者に対し、支給を行った支援金の返還を求める。

(受給権の譲渡又は担保の禁止)

第13条 支援金の支給を受ける権利は、譲り渡し、又は担保に供してはならない。

(その他)

第14条 この告示の実施のために必要な事項は、町長が別に定める。

別記(第2条関係)

(令4告示124・追加)

第1 支給対象者

1 初回給付 支援金は、令和4年5月分の法による児童手当等の受給者、高校生を養育している者であって児童手当等の受給者である者並びにそれに準ずる者(施設設置者等を含む。)及び令和5年3月31日までに出生した新生児の児童手当等受給者については、支援金を支給する。

2 追加給付 支援金は、令和4年9月分の法による児童手当等の受給者、高校生を養育している者であって児童手当等の受給者である者並びにそれに準ずる者(施設設置者等を含む。)及び令和5年3月31日までに出生した新生児の児童手当等受給者については、支援金を支給する。

3 1の規定にかかわらず、支援金は次の表の左欄に掲げる場合について、それぞれ同表の右欄に掲げる者に対して支給する。ただし、既に1に規定する者(以下「受給者等」という。)に対して支援金の支給が決定されている場合には、この限りではない。

① 初回給付 令和4年4月30日の基準日後に受給者等が死亡した場合(この3の規定により支援金を支給される者が、当該者に対して支援金の支給が決定されるまでの間に死亡した場合を含む。)

追加給付 令和4年9月30日の基準日後に受給者等が死亡した場合(この3の規定により支援金を支給される者が、当該者に対して支援金の支給が決定されるまでの間に死亡した場合を含む。)

左欄に掲げる者が死亡した日の属する月の翌月分の当該者に係る支給要件児童(法第4条第1項第1号に規定する支給要件児童をいう。以下同じ。)に係る児童手当の支給を受ける者又は左欄に掲げる者の死亡した日以後に高校生を養育する者その他これに準ずるものとして適当と認められる者

② 基準日の翌日から支援金の支給が決定されるまでの間に、受給者等に係る児童が中学校修了前の施設入所等児童(同項第4号に規定する中学校修了前の施設入所等児童をいう。)若しくは里親等へ委託され又は障害児入所施設等へ入所若しくは入院している高校生(以下「高校生の施設入所等児童」という。)であることを受給者等に支援金を支給する市町村(特別区を含む。以下同じ。)が把握した場合

左欄に掲げる中学校修了前の施設入所等児童又は高校生の施設入所等児童が委託されている里親等若しくは左欄に掲げる中学校修了前の施設入所等児童又は高校生の施設入所等児童が入所若しくは入院をしている障害児入所施設等の設置者(以下「施設等受給資格者」という。)

③ 基準日の翌日から支援金の支給が決定されるまでの間に、受給者等からの暴力を理由に避難し、当該受給者等と生計を別にしている当該受給者等の配偶者(現に第2の対象児童を監護し、かつ、これと生計を同じくする者に限る。)がその避難先の市町村において、当該対象児童に係る法第7条第1項の規定による認定の請求をし、当該避難先の市町村による当該認定の請求に関する通知が受給者等に対して支援金を支給する市町村に到達した場合又はこれに準ずる手続を行った場合

左欄に掲げる当該者の配偶者

第2 対象児童

1 初回給付 第1に規定する者(以下「支給対象者」という。)に支給される支援金の対象児童(支援金の支給額の算定の基礎となる児童をいう。以下同じ。)は、次のア~エに掲げる者とする。

ア 支給対象者に支給される令和4年5月分の児童手当に係る児童

イ 基準日において支給対象者に養育される高校生

ウ 基準日において里親等へ委託され又は障害児入所施設等へ入所若しくは入院している高校生の施設入所等児童

エ 令和5年3月31日までの間に出生した児童

2 追加給付 支給対象者に支給される支援金の対象児童は、次のア~エに掲げる者とする。

ア 支給対象者に支給される令和4年9月分の児童手当に係る児童

イ 基準日において支給対象者に養育される高校生

ウ 基準日において里親等へ委託され又は障害児入所施設等へ入所若しくは入院している高校生の施設入所等児童

エ 令和5年3月31日までの間に出生した児童

(令4告示124・全改)

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洋野町いわて子育て世帯臨時特別支援金事業実施要綱

令和4年7月1日 告示第98号

(令和4年11月21日施行)