洋野町の林郷地区に古くから伝わる「なもみ」が1月8日、種市海浜公園と道の駅おおのにやって来ました。「なもみ」とは鬼の姿をした神の使いです。約200年の歴史があるといわれ、子どもの健やかな成長や無病息災、家内安全を祈願する小正月の伝統行事で、林郷青年会（西君治会長）が実施しています。赤や青、白色の鬼の面と腰みのを着け、包丁を片手に「悪いわらしはいね～が～」「親の言うごど聞げよ～」と大声で迫るなもみに、子どもたちは泣き叫びながら必死で良い子になることを約束しました。