洋野町プロフィール

「海と高原の牧場 絆をつなぎ 輝く未来を拓くまち」

  

位置・地勢等

 岩手県の北東部に位置する洋野町は、久慈広域圏に属し、北は青森県三戸郡階上町、南は久慈市、東は太平洋に面しており、西は九戸郡軽米町に接しています。
 面積は302.92平方キロメートルで、土地利用状況は山林が228.53平方キロメートルと地域面積の7 割を占め、次いで田畑などの耕地が34.21平方キロメートル、宅地などを除いたその他面積が33.69平方キロメートルとなっています。
 洋野町は、概ね東経141°34′から141°47′、北緯40°12′から40°26′の位置にあり、海抜100m前後を境として、気温・降水量等に差異がみられ、大きく西部高原地域と東部海岸地域に大別されます。
 西部高原地域は、夏季は東部海岸地域に比べて気温が4℃~5℃高く、冬季は積雪が多く、内陸型気候を示しています。一方、東部海岸地域は、海岸気象の影響を受け、春から夏にかけて「ヤマセ(偏東風)」に伴う濃霧が発生するため、湿度が高く日照時間が西部高原地域に比べて短い気象条件下にあります。

 

町章(平成18年1月1日制定)

 洋野町の頭文字「H」を意匠し、緑と青の躍動する流線を配して海と高原の融合を表し、日の出を思わせる生命感あふれた円で、人々のふれあい・調和・心豊かな暮らしを表現しています。

 

 

町民憲章(平成19年2月1日制定)

 1 海と大地をまもり、自然とともに生きるまちをつくりましょう。
 1 助け合い、元気で働く豊かなまちをつくりましょう。
 1 よく学び、文化の薫り高いまちをつくりましょう。
 1 心と体をきたえ、健康なまちをつくりましょう。
 1 きまりを守り、安全なまちをつくりましょう。

 

洋野町の花、鳥及び木(平成19年2月1日制定)

(花) つつじ
 町を象徴する久慈平岳をはじめ、町内全域の山野に自生し、豊かな色彩と深みのある花の色は、町民の融和とまちづくりへの情熱を表すシンボルです。

(鳥) かもめ
 豊かな海の恩恵を受ける町の象徴として、大海原を自由奔放に飛翔する姿は、輝かしい未来への夢と希望を表すシンボルです。

(木) あかまつ
 町内全域に生育し、厳しい自然条件のもと、常緑で天高く伸びる雄姿は、発展への強い意志と限りない成長を表すシンボルです。

 

シンボルキャラクター(平成22年2月22日制定)

(左) マキちゃん
 大野の牧場生まれ、高原育ちのマキちゃん。特技は牛の乳搾りとパークゴルフ。ミルク大好きの健康少女は牛さんをこよなく愛し、ファッションにまで取り入れちゃっています。

(右) ダイちゃん
 旧種市町時代からのシンボルキャラクター、南部もぐりダイバーのダイちゃん。好きな食べ物は種市のウニで、趣味はマリンスポーツ全般。特技は科学的技術による水中作業です。

 

洋野町の沿革

 本地域では、縄文時代の各遺跡から数多くの土器・石器片等が発見されており、本地域での人々の生活の様子が伺われます。中世には糠部郡に属し、古くから馬産地として知られ、江戸時代の寛文4年(1664年)に八戸藩が創設され、八戸藩領となりました。
 旧種市町では、昭和26年種市村が町制施行により種市町となり、昭和30年2月に町村合併促進法に基づき、種市町と中野村が合併して、種市町となりました。
 旧大野村は、明治22年4月の町村制施行により、大野村・帯島村・水沢村・阿子木村の4村あわせて大野村と称するようになり、昭和30年1月に軽米町大字上舘の一部を境界変更により編入しました。
 地場産業の振興や人的交流の中で、独自の歴史や優れた伝統・文化を築いてきた両町村でしたが、合併を望む意向が双方において示され、平成18年1月1日「洋野町(ひろのちょう)」が誕生しました。

    

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